182日目 派遣地最終夜 【これから日本語パートナーズになる人、異文化で住む人へ】
久しぶりの投稿になってしまい申し訳ありません。
そして、今日で派遣地での任務は全て終わりました。後は残りの事務仕事等終えて、帰国する予定です。
今日はざっくりとこの6ヶ月間を振り返りたいと思います。そして、これから日本語パートナーズとして活動する人、あるいは異文化で住む人に向けてメッセージを送ります。
1NP(日本語パートナーズ)のつぶやきとして読んでください。
なにより、最後まで任務を遂行できたことが良かった、それだけです。
6ヶ月を振り返ると、何度もやめたい、ツライと感じた瞬間がありました。
そんな中でも、生徒、先生、店の人、周りにいる人たちの笑顔に支えられた気がします。自分の周りには笑顔の人がたくさんいました。それだけで嬉しい。大きな揉め事もなく、日本語の先生との人間関係にも問題はなく、むしろ相性が良かったように思います。先生方はどう思っていらっしゃるかはわかりませんが、最後まで愛情を感じたので、良かったんだと思います。とにかく達成レベルは高く設定しないことです。自分に甘くいきましょう。
この6ヶ月の前に、研修がありました。その研修で先生から言われた言葉があります。
Adaptasi
Besar hati
これは、"海外で住む時のABC"と言われました。英語でもABCになります。
Adaptasiは、英語でAdaptation、つまり適応。
Besar hatiは、英語でBig heart、つまり大きい心。
Cobaは、このブログのタイトルにもなっていますが、覚えていただいていますでしょうか?英語でChallenge、つまり挑戦。
まずは海外で自分は少数派だから、合わせられるところは合わせる、の適応。
次に起こることに対して寛容な目で見る、の大きい心。
そして、できそうなことにはチャレンジ、の挑戦。
まぁ言葉で言うのは簡単ですが、実際は難しいです。わかっていてもできないこと、認めたくないこと、耐えられないこと、たくさんあります。
本来大事なのは、ここからだと思います。この耐えられない状況、精神どん底の状況からどう復帰するか。ここを考えることが大事だと思います。
では、私がこの6ヶ月の間で何をしたか。それは、"コーピング"です。
コーピングとは、ストレスに対して意図的に対処することです。
皆さんは何をしている時が楽しいですか?あるいは、嫌なことを忘れられる瞬間はどんな時ですか?
私の場合は、
・コーヒーを飲む
・youtubuで面白い動画を見る
・写真のスライドショー動画を作る
・ブログを書く
・カラオケに行く
・買い物に行く
・寝る
などなど。些細なことから大きなことまであると思います。
まずは、自分のコーピングとなりうることは何かを考えましょう。できれば出国前に済ましておくといいです。私は『コーピングリスト』を手帳に書いています。
コーピングリストの数は、多ければ多いほどいいです。どんな些細なことでも構いません。それが後々自分の励みになります。
嫌なことなどを考える暇を与えないことが、何よりも大切なことです。悩んでも解決しませんし、周りの文化が変わることはありません。他人の性格を変えることもまぁできないですし、自分を押し殺すことはもってのほか。
このリストは日本に住んでいる人も、是非皆さんに作っていただきたいです。
そして最後に。
どうか自分を卑下しないで。褒めてあげてください。
挑戦を選んだ自分を褒めて。困難を乗り越えた自分を褒めて。
褒められて嫌な気分になる人はいないと思います。
集中すると自分のことが見えなくなります。本当にいいのかな、自分は向いていないんじゃないか、だめだ・・・と思ってしまうかもしれません。
でも新たな世界に飛び込んだ時点で、もう頑張ったんだから、褒めましょう!
あとは笑顔を忘れず。
これにて言いたいこと終了。
派遣地にて静かな夜を過ごしたいと思います。
ありがとう派遣地。なんだかんだあったけど、この町が好きだ。
日本で待っている皆さん、もうすぐ帰ります。
日本語パートナーズになることができました。
そして、このブログを読んでくださった皆さん。応援ありがとうございました。残り数日ですが、改めて気を引き締めて、帰宅するまで任務を遂行します。