チョバチョバ - coba-coba indonesia

coba-cobaはインドネシア語で「やってみる」。インドネシアで、日本で、いろんなことに挑戦してみる。

145日目 海外の病院に行った話。

前回、29日事件というものをお送りしました。

(まだ読まれていない方は、先にお読みください。)

mknesia18-19.hatenablog.jp

 

 

それの続編です。

 

快方に向かっていると書いたんですけど、

確かに炎症は快方に向かいました。

ですが、別の症状が出まして。

病院へ行きました。

 

 

ということで、

今日は、

病院に行った話。

(前回は診療所)

 

 

 

話すと長くなるので、今回は、

 

 

"初めて海外の病院に行った私"

 

をテーマに話したいと思います。

 

 

 

まず、病院の予約を取るのに時間がかかったこと。

外国人でかつ私費留学とかではないのでスッとはいかない。

自分一人で勝手にしていいものではなく、まぁ色々ありまして。

20時間かかりました。。。。

ん~大変でした。

 

 

 

この20時間で、できるだけ医療用語を勉強しました。

インドネシア語専攻といえど、病院で使う用語はほとんど知りませんし、英語でもわかりません。

インドネシア語、英語、両方勉強しました。

まず、自分の症状は言えるように。

そして、これまでに使った薬の名前、効果、自分の感想と。

身体の部位、そして薬の飲み方の尋ね方と、答えになりそうな文章を。

 

 

 

今回の場合、ただ行って付き添いの人に聞いてもらうということができません。

なんせ言語が違います。

自分の身体は自分で守る。

そういう思いで勉強しました。(勉強というかメモったというか)

 

 

なんだかんだあって病院へ。

病院の独特の匂いがありますよね。

今回は全く感じませんでした。

無臭。

あの病院の匂いは何処へ。

 

 

受付。

初めての人は登録がいる。

登録の紙はインドネシア語のみ。

でも全て知ってる単語だったからよかった。

結婚してるかどうか答える欄があったけど、日本でもあります?そんなこと聞かれた記憶がない、、、、。

あとは、インドネシアらしい質問、「宗教は?」。

インドネシアに行かれる方は、宗教欄を埋める準備をしておいてくださいね。

 

 

そして最後は、サインを書かされる。

海外に行くとよくサインを求められますが、自分のサインなんて作ったことない。。。

漢字で書くが、そうすると現地の人が読めなくて本当に合っているかわからないということが多い。

だからいつも、追加で、tolong tulis nama lengkap (フルネームを書いてください)」と言われる。

漢字で書いたものもフルネームっちゃフルネームなんだけど・・・、こういう場合は、ローマ字でフルネームを書きます。

 

 

待合室。

みんな携帯をいじっている。

自撮りしている人もいる。

その写真はFacebookInstagramにあげるのかな?

待合室の椅子はパイプ椅子。

 

 

 

 

"atas nama 〇〇!!!!"と呼ばれる。

aras namaは英語で言うregistered

日本語でどう訳していいか自信がないが、訳すなら、「登録された(名前)」

つまり、

「ここに記載されている名前の〇〇!」

と呼ばれる。

はい、呼び捨てです。

と感じるのは日本人だから?

日本語使用者だと違和感ありですよね。

病院とかで呼び捨てされてるのは聞いたことないというか、、、、。

これは日本語の特徴なのか、はたまた日本人の特徴なのか。興味深いテーマです。

 

 

 

お医者さんに症状を言いました。

インドネシア語ペラペラだねぇ!」

と褒めてくださる。

そして盛り上がる診察室。

いや、それはいいので、早く見て欲しいんですけど・・・と思いながら2分。

じゃあこっちきて、とベッドへ案内される。

 

 

診察が終わり、先生から薬の説明。

必死に聞き取ってメモる。

質問もすると、看護師さんや付き添いの方が「お~」「すごいですね~」という。

いやいや、自分のことだししっかり聞かなあかんでしょ~~と心で思いながら、お医者さんと喋りました。

今回も体重は聞かれず。薬の量はどんな人でも同じなんでしょうか。気になります。

 

 

採血検査が必要だったので、一旦待合室へ。

 

ここからです。

何があったかは割愛しますが、採血検査ができたのは、5時間後。

最初に書きましたが、外国人である、そして私費留学とかではない、ということが理由です。

 

 

採血検査では、看護師さんが一人。

Nama sapa?(「名前は?」 [マナド語] インドネシア語だと、Nama Siapa?

Tanggal lahir?(「生年月日は?」)

と聞かれる。

普通に答えた。

 

インドネシア語ペラペラだねぇ!マナド語もわかるんだ!」

と褒められる。

やっぱり気になるのは、明らかに外国人であっても、インドネシア語を使用すること、ましてやマナド語を(笑)

褒めてくれるのはとても嬉しいです。勉強するモチベになります。

 

採血検査が終わり、「検査結果は夜10時にわかります」

ええええ、それは無理だわ・・・。

ということで帰宅することに。

 

その前に薬をもらいました。そこでもインドネシア語での説明がだーーーっと。

飲み方を聞いてメモる。聞き逃したら聞き直す。

 

 

翌日。

採血結果をもらい、先生の元へ。

しかし、先生がいない。

「先生はタバコを吸いに行かれました」

(゚Д゚≡゚Д゚)

ん~病院開いてすぐなんだけどなぁ・・・・。と思いながら、待つこと1時間。

ようやく先生お目見え。

 

 

採血結果を踏まえて、薬を追加。

体調も前日より回復し、顔色も良くなったと言われました。

ありがとうございました~と出て行こうとすると、付き添いの人。

「写真撮りましょう!」

ということで写真撮影。

本当に写真好きですなぁ。

お医者さんもノリノリだし。

こちらが明るいのか日本が真面目すぎるのか・・・。

 

 

海外で病院に行くことはかなりしんどいです。

今回だけかもしれませんが、疲れがどっと。

環境の違い、考え方の違い、言語の違い。

海外で病院に行ったことのあるという人をたまに聞きます。大変だったでしょう、と思っていましたが、想像の100倍大変でした。

自分の体の症状以上に、いろんな影響を受けた気がします。

 

 

まぁ、こういうこともなかなかできないことなので、貴重な経験になりました。