チョバチョバ - coba-coba indonesia

coba-cobaはインドネシア語で「やってみる」。インドネシアで、日本で、いろんなことに挑戦してみる。

「教室」という単語

Selamat malam!(こんばんは)

台風が近づいてきているということで、少し心配です。海の近くの研修所。窓から海を眺める。少し波が高くなっている気がします。

 

さて、研修も実践形式が増えてきました。日本語教育の授業では、日本語パートナーズ(NP)になって実際に授業をやってみる、ということがありました。日本語の先生方が現地のカウンターパート(CP : 現地での日本語の先生)役になり、他のメンバーが現地の生徒さん役になりました。一人約20分、授業をしました。

感想としては、とにかく緊張しました(-。-; 先生経験が全くなかったので、自分の想像通りにならなかった時の焦り!正直頭が真っ白になって覚えていません・・・。皆さんからの感想では、ちゃんと授業になっていたとのことだっとので、合格点はあったかなぁ?笑

この実践授業で面白かったことは、発音の練習。

現地の生徒さんが、すぐに発音を習得できる・・・ということは稀だと思います。なので、生徒さん役の人も(わざと)間違えて、発音練習の時間を設けるということがありました。

その中で、「教室」という単語。生徒さんが間違えて、NPがゆっくり発音するときに、「きょ う し つ」と言った方がいました。とてもわかりやすくていいなぁと私は思ったのですが、実は良くないとのこと。私たち日本語話者は、「きょーしつ」と発音しているはずです。表記は「きょうしつ」ですが、発音は「きょーしつ」。言われてみると確かに・・・ですよね。日本語では表記と発音が一致しないことがあります。「ていねい」も「てーねい」と発音したり。

 

普段気づかないことですが、こうやって考えると日本語って面白いなぁ。日本語ネイティブだからこそ、日本語で知らないこと多々あります。外国の方がどうやって日本語を学ぶのか。それを覗いてみると、日本語の多様性、曖昧さ、不規則性などなど、面白い面がたくさん見られます。