パッキング(2) 「荷物を決めるモノサシ」
パッキング特集第２弾〜☆
今回は「持っていくか否か迷った時の判断」に焦点を当てたいと思います。
これどうしようかな？持って行こうかな？と悩んで、「スーツケースに入りきらない〜」とか、「お土産別送コースだな」と、スーツケースがパンパンになる方いらっしゃいませんか？荷物に関しては超過料金を払えばいいんですけど、基本は払いたくないですよね？私は節約家（ケチ）なので超過料金は払いたくないです！かつ、荷物重いと一人で運ぶのが難しくなります。自分一人で制御できない量の荷物はよくないですね。荷物は多ければ多いほど、見守らなければならない量が多いということです。つまり、一つ一つに対するセキュリティは甘くなっているんです。海外という慣れない地で負担が増えるのは、体力的にも精神的にもしんどくないですか？
私は、「どうしようかな」と迷ったものは、基本は持って行きません。「持っていかない」という選択肢がある時点で、おそらく海外で必要ないものです。
・・・とは言っても、行ったことも無い地だと、不安になりますよね。そういう時にどういう判断をするか・・・。もし、パッキングで迷っていたら、ぜひ私の頭の中のモノサシを活用してみてください。
今日は、「荷物を決めるモノサシ」をご紹介します。
持って行こうか迷っているものを頭に浮かべて、以下の質問に答えていきましょう！
1.それが無いと海外で生きていけないか？
「いきなりなんという質問だ！」と思われているかもしれませんが（笑）、パッキングの基本になります。まずは、根本的にいるかいらないか。いるものは、パスポート、現金などですね。
服に関しては、2日分は最低いると思います。（スーツケースに詰める分）「初日着ている分、明日の分、明後日分」これでローテーションはできます。この時点でオシャレとかは忘れてください！あくまで生活できるかだけに注目してくださいね。
この質問で、特に必要ないと思ったものは次の質問にいきましょう。
2.それを失っても大丈夫？
失うことはそもそもよくないですが・・・（笑）失って絶望するものは持っていかない方がいいです。記念日に買ったものとか、奮発して買ったものとか、やめておきましょう。また、高価なものをつけている＝お金ありますよアピールになってしまっています。つまり「スリ」が狙いたい人になってしまうんです。また、新品もあまりオススメしません。新品も「スリ」からすると、狙いたくなるようです。目立ちますしね。
3.現地調達できないか？
特に消耗品に関しては、現地調達がいいと思います。重いですからね。
ただ！「日本製じゃないとだめなもの」「現地調達できるが高すぎて買えないもの」「現地調達できるかそもそもわからないもの」は、"現地調達できないもの"と判断してください。
例えば、「服」。機能性のあるものは日本から持って行った方がいいかもしれないですね。Tシャツとかは現地調達でもいい気がします。服はかなり文化を表すものになります。日本の服は、実は海外だと目立ちます。明らかに違うので。目立つということは、”日本人”として狙われることもありえます。そこも少し考慮に入れて。
2で「失っても大丈夫」、かつ、3で「現地調達できない」になったものは、持っていくと良いでしょう。
さてさて、以上の質問をしても、迷っているものありませんか？その物はおそらく、「2,3のどちらかは当てはまるんだけど・・・」な物じゃないでしょうか？
現地調達できないけど、失ってはいけない（2が当てはまらないパターン）
「携帯」「音楽プレイヤー」「パソコン」「指輪」とかかなぁと思います。そういうものは、「セキュリティを強くする」ことが大切です。例えば、そういうものを多くても3個までにする。自分が絶対に管理できる量にすることです。
失って大丈夫だけど、現地調達もできる（3が当てはまらないパターン）
ここに当てはまるものは、他のものを詰めて、スーツケースに余裕があれば詰めるといいと思います。というのも、3つの質問でここに当てはまるものは、必要ヒエラルキーでかなり下のものになります。また、ここはもうこだわりの問題になります。これじゃないとダメ！なら持っていきましょう。
1,2,3の質問全部当てはまらないものは、いらないものです（笑）持っていかない方がいいです。
こんな感じです。これで皆さんの迷いが解決に繋がれば嬉しいです。
☆まとめ☆
◎持っていくもの
・それがないと海外で生活できない、生きていけないもの
・現地調達ができないもので、失っても大丈夫なもの
○持っていく数に気をつける、セキュリティに気をつけるもの
・現地調達ができないもので、失ってはいけないもの
△こだわり次第
・現地調達できて、失っても大丈夫なもの
×おそらく必要ないです
・現地調達できて、失ってはいけないもの
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