12日目、13日目 coba-coba!マナド語、マナド料理。
私の派遣地に、日本人が住んだことは無いようです。
街に出れば、すごいです。その一部始終を紹介(笑)だいたいこのパターンです。
- 私がレストランに入る
- 現地の方々、ジロジロ見る
- 「韓国人・・・?」「中国じゃない?」「白い〜」などの声が聞こえる。(インドネシア語だから理解できます(笑)
- 「ちょっと聞いてきてよ」「俺は恥ずかしい」「何語で?」「英語だろ?」「ああぁ〜」などの話し合い。
- 私が話し合いしている方々を見る
- みなさん笑顔になる
- 一人が(勇気を振り絞って)「Selamat siang, dari mana?(こんにちは、どこからきたの?)」「Where are you from?」と聞いてくれる
- 私「Selamat siang. saya datang dari Jepang.(こんにちは。日本から。)」
- 歓声→(日本人だからなのか、インドネシア語を話しているからなのかはわかりません・・・)
- 写真撮影大会 「foto-foto!(写真!<インドネシア語>) 「Boleh ambil foto bersama?(一緒に撮っていいですか?)」「Take a picture?」「無言で写真のジェスチャー」etc.
ここにきて初めて、「韓国人ですか?」と聞かれるようになりました。ジャカルタやマナド、他の海外の国では、「中国人ですか?」と聞かれるのですが、韓国人と言われたことはありませんでした。距離的には日本に近づいたかな。。。?笑 ここ2週間ぐらいで、一発で日本人だとわかった方は2人だけですね。
そして、日本人が住んだことない、そして全く訪れたことがないこの町ですので、日本語は全く聞こえてきません。日本人だとわかって、「こんにちは!」「ありがとう!」と言ってくださる方はちらほらいらっしゃいますが、99%インドネシア語です。(たまに英語の方もいらっしゃいます)。正確には99%インドネシア語かマナド語です。
マナド語というのは、北スラウェシ地方で使われている地方語になります。日本の方言のようなものですが、日本の方言とは少し異なります。というのも、文法や語彙が、母語と結構異なるということです。(北スラウェシにはマナド語のほかにも様々な地方語がありますが、マナド語が一番広がっているとのことです)
例えば、日本語(標準語)と関西弁の場合、
「あなた何してるの?」→「あんた何してんのん?」
と、語順は変わらないことが多いです。そして単語も言い方が少し変わることが多いです。
「Nama saya Maki(わたしの名前はMakiです)」→「Kita pe nama Maki(わたしの名前はMakiです)」 となります。
この例はかなり異なる文を持ってきていますが、単語が結構異なります。
もう少し深くいうと、インドネシア語でkitaは「私たち(聞き手を含む)」になります。だから、「kita」と言われたら、この人はインドネシア語(私たち)で話しているのか、マナド語(わたし)で話しているのか???となります笑
つらつらと書きましたが、まとめると、地方語だと言っても、母語とかなり異なる。つまり、「言語は全く違う」と考えてください。
マナド語を話す方が、ジャワ語を理解することが難しく、逆もまた然りです。
現地の方は、私に対して、インドネシア語を話してくださいます。しかし、現地の方々だけで話されている時はマナド語を話しているので、ちょっと寂しいですね。。。頑張ってマナド語をマスターしたいです。マナド語をcoba!(試す!)
自分のモットーとして、このブログの名前を「coba-coba (try)」にしたのですが、このセリフを大家さん、現地の先生を始め、たくさんの現地の方から言われました。マナド語だけでなく、インドネシア料理(マナド料理、マカッサル料理)、インドネシアの果物、お菓子などなど。(要するに食べ物)車内で歌ったり、レストランで踊ったり、バティック着たり。感想はどうであれ、cobaする姿勢が良いと見なされるようです。私はあくまで評価を得るためにやっているわけではなく、新しい世界に足を踏み入れたいという好奇心からしています。
ただ、、、、
cobaしすぎると、大量のご飯をいただくことになります。インドネシアでのご飯の量は、日本の2倍ありますね。本当にみなさん、たくさん食べます。それがきつい・・・笑
大家さんに、「ランブータンが好きだ」と言ったところ、1kgいただきました。朝食に食べていますが、いつ無くなりますかね〜笑 ランブータンを剥くのが早くなりましたよ。
今朝は「これも美味しいよ」と、バナナ12房いただきました。ノルマが増えました(笑)嬉しい悩みです。
市場に行った時の写真。
大量のトウガラシ。マナド語でrica(リチャ)。インドネシア語でcabe(チャべ)
cakalang fufu
cakalangは鰹ですかね。
鰹を燻したものです。
まだ食べたことがありません。いつかcobaします。