チョバチョバ - coba-coba indonesia

coba-cobaはインドネシア語で「やってみる」。インドネシアで、日本で、いろんなことに挑戦してみる。

130日目 インドネシアで生活してみよう その1 ATMを使ってみる

こんな記事、需要あるのか?と思われそう・・・(笑)

インドネシアで生活する人に向けての記事なので、本当に一部の方へ向けての内容です。

でも書きます。

 

 

なぜなら、自分がATMについて調べた時、インドネシア語の記事しかなかったからです。。。

 

 

インドネシアに滞在する予定のない方も、日本と比較して楽しんで読んでもらえると嬉しいです。

結構、面白いと思います(自分でハードルあげました笑)

 

 

 

まず、インドネシアATMのびっくりポイントから。

私がびっくりしたことをもとに紹介します。

2019128日 北スラウェシ州 現在 に基づきます)

 

 

1.ATMでお金を預けることはできない

 

ATMでは、引き出す、送金する、チャージするなどはできますが、お金を持ってきて預けることはできません!

ではどこで預けるか?

 

 

直接銀行窓口に行くしかありません!

 

 

 

なぜだと思いますか?

 

 

 

まず理由の1つ目が、紙幣。

 

日本の紙幣のように丈夫ではなく、インドネシアの紙幣はペラペラです。

また、現地の方は握ることが多く、くっしゃくしゃな紙幣が多いです。

いまだにピン札に出会ったことがありません。

ゆえに、紙幣の読み取りができません。

そして、残念ながら偽札が出回っていること。

判別する機能が機械に備わっていないからです。

 

2つ目は、防犯面。

ATMにお金を入れるのは、危ないです。

というのも、まず防犯カメラはありません。

また、日本のように、周りから見られないように枠があることが少ないですね。

普通に部屋のど真ん中に置いてあることもしばしば。

 

以上の理由から預ける場合は必ず窓口へ行かなければなりません。(私はしたことないです。)

 

それゆえに起こる問題が、続いてのびっくりしたこと。

 

 

2.ATMの機械の中のお金がない

 

はい、引き出す一方ですから、無くなります。

銀行から離れているATMだと、お金の補充がたまにしかありません。

実際、私がよく使うATMは、3回に1回はお金がありません。

引き出す額を選択すると、ガーーーーーーーって音がするので、あ、お金出てくるなぁ~と思うんですが、「Maaf, tidak bisa(すみません、できません」という表示が。

最初はマジで焦りました。えっ、預金0になったのかと!

でも、よく起こることなので(私の住んでいる地域では)、気持ち早めにATMで引き出しておくことにしています。

 

 

 

 

3.通帳記入

 

これもびっくり。

ATMに通帳記入の機能はありません。

窓口に行かなければなりません。

 

そして、1ヶ月分しか記録が残っていません!

例えば、8月から使用していて、12月に通帳記入をした場合、11月から12月までの記録しか記入されないということです。

つまり、記録を残したければ、毎月窓口へいかなければならない、ということです。

日本と同様、平日しか開いていません。朝9時~昼3時までです。

 

ちなみに、私も通帳記入しているんですが、

私の街に窓口が1つしかないので、いつもそこに行きます。

もう有名人です。(私は外国人なので)

しかも、窓口での記入なので、銀行の方に残高見られるっていう・・・・。

プライバシーどうなってんねん。(笑)

 

 

 

4.お金を引き出す

 

ATMでお金を引き出す時。

日本のATMでは自由に引き出せますよね。

たまに紙幣のみのATMもありますが。

インドネシアでは、まず、2種類の機械があります。

 

 

(1)全部Rp.100.000紙幣 ¥700)

(2)全部Rp.50.000紙幣    (¥350)

 

 

おやおや?と思っていませんか。

そうです、一種類の紙幣しか入っていませんので、引き出す額が限られています。

 

実際は、引き出す額に選択肢があります。

それも機械によって様々。

 

 

例えば、マナドのとあるスーパーにあるATM

Rp.100.000 × 3 = Rp.300.000

Rp.100.000 × 5 = Rp.500.000

Rp.100.000 × 10 =Rp.1.000.000

Rp.100.000 × 20 =Rp.2.000.000

 

だいたい、「3枚分、5枚分、10枚分、20枚分」の4択が多いです(Rp.50.000紙幣の機械も同様)

(8択のATMもあります)

これらを組み合わせて下ろします。

 

都市部に行けば、Rp.100.000紙幣の機械が多いです。

逆に田舎に行けば、Rp.50.000紙幣の機械が多いです。

なぜか。

まず、Rp.100.000紙幣を使う機会が少ないから。

こんな桁がでかいものを出すと、お釣りがたりません。だいたい断られます。

なので、桁が小さい紙幣をたくさん持っている方が、便利です。

ミクロレット(北スラウェシの乗合バス)も、一回Rp4.000。こんな時にRp.100.000を出そうものなら、どんな顔をされるか・・・(笑)

コンビニでチロルチョコ一個買って、10000円札を出しているような感じです。日本ならお釣りありそうですが、インドネシアではお釣りがないことが大半。ちょうど払うのが鉄則。

 

 

 

では、ATMのシミュレーションをしてみましょう。

 

1)カードを入れます

2)言語選択です。英語かインドネシア語

3)暗証番号を入れます。6桁です。

4)メニュー画面になります。

 

 例

 近所のATM(Rp.50.000紙幣)のメニュー画面

 

100.000                            500.000

300.000                           1.000.000

BAYAR/BELI                      PENARITAN JUMLAH LAIN

UANG/ELEKTRONIK        TRANSAKSI LAINNYA

 

 

上の4つの数字は、先ほど説明した、引き出し金額です。4択になります。

押したら、その金額分おろせます。

 

Rp.50.000 × 2 = Rp.100.000¥700)

Rp.50.000 × 6 = Rp.300.000(¥2100)

Rp.50.000 × 10=Rp.500.000 (¥3500)

Rp.50.000 × 20 = Rp.1.000.000(¥7000)

 

実は、もっと多く引き出したい場合は、右の列、上から3つ目の「PENARITAN JUMLAH LAIN(他の桁(金額)おろす)」を押してください。

するとより多くの引き出す額がでます。例のATMでは、Rp.1.250,000 (25枚分)(¥8750) が選択できます。

 

BAYAR(払う) / BELI(買う) では、電話代や電気代、ガス代、教育費、税金、チケット、保険など、とにかくATMを通じての支払いができます。

 

UANG ELEKTRONIK は、銀行のカードを使ったキャッシュレスの支払い方法になります。

E-MONEYというのでしょうか。(すみません、知識不足です)

バスに乗るときにピッとするカードですね。それのチャージができます。

 

TRANSAKSI LAINNYAは、他の取引。つまり、このページに載っていない事(例:送金、チャージ)は、ここを押せばページがかわります。

 

 

5)それぞれ、取引が終了すると、カード、紙幣(あれば)、レシートが出てきます。どの順番で出てくるかはわかりません。機械によって様々。

 

 

 

あと、怖い話ですが、カードが出てこないことがあります。

私も一度経験しました。

最初の画面になって、何事もなかったかのようにATMが動いています。

マジで怖いです。

現地の言葉で、「kartu dimakan (カードが食べられる)」と言います。(というか現地の方が言ってた)

 

でも、あせらないで。

3分後に、急に出てきます。

 

それはそれで怖いですが(^^;;

私も無事に出てきました。

 

ATMでさえも、何かエンターテイメントのような感じがします。面白いです。

そして、日本って徹底されているなぁ、と感じる毎日です。

 

 

以上です!すみません、今回は写真がありませんT^T

120日目 料理セレクション

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手前から、

  • kepala ikan kakap bakar (鯛のお頭焼き) 
  • dabu-dabu (ダブダブ)
  • ikan bakar mujair (ムジャイル焼き)
  • cah kangkung (空心菜炒め)

dabu-dabuは、赤トマト、緑トマト、唐辛子、エシャロット、塩、砂糖を混ぜて、カラマンシーと呼ばれる柑橘類を絞って味をつけたものです。よくikan bakar(焼き魚)を食べるときにつけます。インドネシアといえばサンバル(マナド語でrica-rica、唐辛子などを混ぜた調味料)ですが、私はdabu-dabuの方が好きです。

 

mujairは淡水魚です。日本語はわかりません。すみません(・・;)脂がのっていて美味しいです。味としてはブリに近いような。

 

マナドでは、ikan bakar(焼き魚)のお店がたくさんあります。

というのも海が近いこと、そして大きい池があることが理由として挙げられます。

魚を焼く際、ヤシの実を使用します。ヤシの実の外皮を剥ぎ取り、焼くと、炭になります。この炭が魚を焼くにはとても有効です。また、魚をココナッツオイルがコーティングするため、皮はパリッと、身はふっくらと仕上がります。

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こちらは、ayam lalapan

マナド料理・・・ではありませんが(笑)好きです。

ayamは鶏肉。

lalapan はサラダ(野菜)。

つまり、焼いた鶏肉と、野菜がついてきますよ〜という意味。

鶏肉が美味しいんです。味付けがよくわかりませんが、美味しい!甘めのタレです。

 

 

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こちらは、マナドでのホームパーティの際の料理。

ダブダブがたくさんのったikan bakar。

その右側はtahu goreng(揚げ豆腐)。こちらの豆腐はなんか酸っぱいです。酸味があります。

左上のスープは、sup ikan asam (酸味の効いた魚のスープ)あっさりとしていて美味しいです。野菜も入っています。

 

パーティでは、皿が配られて、好きなだけ食べるスタイル。

プロテスタントの方主催のパーティであれば、基本的には、白ご飯、ミーゴレン(焼きそば)、サテ(肉の串焼き)イカン・バカール(焼き魚)、タフ(豆腐)、スープ、野菜炒め、があります。

イスラームの方主催のパーティになると、またメニューは変わります。

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これは、makan sampai puasのお店。

makan=食べる

sampai=〜まで

puas=満足

満足するまで食べる、つまり日本でいう「バイキング」の店です。

マナド料理がズラ〜〜〜〜っと並んでいます。

時間によって置いているメニューは異なります。habis(売り切れ)のこともよくあります。

お皿に入っている、白と黄色のもの、これはnasi jagung。

nasi=ご飯

jagung=トウモロコシ

トウモロコシを混ぜたご飯です。

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これは、coto makassar(チョト・マカッサル)

牛肉を使用したスープです。

coto makassarの特徴は、ホルモンを使用すること。スープの出汁にホルモンが使われています。そのままホルモンが入っていることもあります。

 

 

113日目 日本語は難しいけど面白い。

新学期も始まり、日本語パートナーズとしての活動が戻ってきました。

北スラウェシでは12月はほとんど全日休み。クリスマス休暇になります。

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ガソリンスタンドにて。1月の今でもまだまだクリスマス!

 

久々の授業では、

 

「日本語忘れました〜!」

 

と、(元気よく)言われてしまいました。

 

 

まぁ仕方ないですよね(^_^;)

 

学生あるある。

 

 

特に言語は使用していないと忘れます。

 

外国語なんてもっと。

 

そんな私も、12月の間はほとんどインドネシア語、現地語のマナド語を使用していたので、日本語をやや忘れました。

(というのは嘘ですが、発音が若干おかしくなった気がする・・・)

 

 

その中でも、休み期間に日本語をコツコツ勉強していた生徒が、ちらほらいて、嬉しかったです。

職員室に来て、日本語で話しかけてくれるようになった生徒もいました。

すごい成長だー!

 

 

一際思い入れがある生徒の話を一つ。

 

 

「先生、ひらがなとカタカナが書けるようになりたいです。」

SNSを通して連絡をくれた女子生徒。

それぞれの書き方の動画のURLを送りました。またインドネシア人向けの覚え方の表も送りました。

その後、私がローマ字で日本語の文章を送り、彼女がそれをひらがな、カタカナで書いて、写メって私に送ってくる、というやり取りを何度もしました。

そして、彼女はひらがな、カタカナを覚えました。

 

 

その期間、なんと、、、

 

 

 

 

 

2日間!!!!!!!!

 

 

 

 

 

2日間で、ひらがな、カタカナ、コンプリート。

 

 

いやぁ、彼女の頑張りにはスタンディングオベーションです。👏👏👏

単語覚えるのも難しいですが、文字を1から勉強するのは相当大変です。よく頑張りました。

 

日本語を愛する高校生たちが多くて本当に嬉しいです。

 

 

そんな高校生たちによる熱い戦いが、先日ありました。

州主催の高校生日本語オリンピック。

我々日本語パートナーズは、審査員として参加させていただきました。

スピーチ、書き、読み、能力、といった4つのオリンピック。

 

スピーチはその名の通り、日本語でスピーチ。テーマは自由です。

「僕の出身地」

「アニメが与えてくれるもの」

「応援すること」

「第一印象」

「お酒について」(!!!)

「友達の家は汚い」(!!!!!!!!)

などなど。

スピーチ後には、日本語での質疑応答。

高校生でこのレベルは高すぎます!ひえ〜〜〜すごいなぁ。現地の先生の日本語の力も相当必要です。

 

書きについては後ほど・・・。

 

読みは、1分間黙読してから、読むというもの。ひらがな、カタカナ、数字で書かれたプリントを読みます。

数字が難しかったようです。

例えば、

・4じごろ

・4さい

・4がつ

全て「4」ですが、読み方は、「よ」「よん」「し」と異なります。

ネイティブ(日本人)は意識していませんが、ノンネイティブが勉強する際には、難しいと思います。パターンもありませんし・・・・いやぁ日本語難しいなぁ。

 

能力は、日本語能力試験のN5(5級)の問題を解くというものです。語彙、文法、読解、聴解があり、選択肢問題です。

 

そして、書き。私は書きの審査員になりました。

日本人が読んだものを聞いて、ひらがな、カタカナで書く、いわゆるディクテーションのテストです。それぞれ3回読みます。

例えば、

「こんにちは」

「バティック」

「あたたかい」(これ読むとき、噛みそうで、ヒヤヒヤしました(^^;;

「べんきょうして」

「あね の いえ に れいぞうこ と テレビ が ある」

 

カタカナの書き取りが難しかったようです。

ティ、トゥ、など、音声で聞いただけだとどう書いていいかわからないようです。日本人でもたまに間違えますよね。

 

後、圧倒的に正答率の低かったものが、

「みっつ」

ひとつ、ふたつ、みっつ、の三つ。

なんでだろう・・・と思いながら採点していたのですが、もしや、私の発音がおかしいのでは?という結論に至りました。

 

↓みっつ↑ でしょうか?

 

私は、↑みっつ↓ と読んでしまったような・・・・。訛りですかね?(ーー;)

 

という話を現地の日本語の先生にしたところ、

 

 

「Tidak apa-apa(気にしないで)。それも日本語ですから」

 

 

とおっしゃっていだたきました。フォローありがとうございます。

高校生の皆さん、混乱させてしまったみたいです。本当にすみませんm(_ _)m

いやぁ、日本語は難しいなぁ〜。

 

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108日目 インドネシア語での繋がり

休み期間に、友達と旅行へ行きました。

 

 

以前書きましたが、NPの行動には制限があります。

 

担当地域から出ていい日数、また1週間以内には派遣地域に戻らなければならない、など、いろいろルールがあります。

また、NPとして仕事が休みであっても、学校が正式な休みに入らない限り、休みとして認めてもらえません。

例えば、追試期間というのが1週間あります。

(ぶっちゃけ追試者はいません(笑))

でもその期間は休みではないので、旅行などは禁止です。

 

 

 

それはさておき、休み期間に旅行へ行った話を。

 

今回の旅行は、私にとって、かなり貴重な経験になったなぁと思います。

 

 

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Ulun Danu Temple

(ウルン ダヌ ブラタン 寺院)

 

 

私たちはバリ島へ行きました。マナドから直行便で行ける地域がいいなぁーと思い、調べたんですけど、まぁ限られてて。あと彼女がジョグジャカルタに住んでいるので、二人とも直行便で行ける場所がいいな、ということでバリにしました。

 

 

彼女は今、インドネシアジョグジャカルタに住んでいます。

 

 

 

 

 

彼女は中国人。

 

 

 

 

私は日本人。

 

 

 

 


彼女は日本語を話せません。

 

 

 

 

そして、私は中国語を話せません。

 

 

 

 

 


共通言語はインドネシア語です。(たまに英語。)

 

 

 

 

 

彼女と出会ったのは1年半前。インドネシアのとあるプログラムでルームメイトでした。


彼女との出会いが、私の言語に対する姿勢を大きく変えたといっても過言ではありません。


出会った当初、私の方が1年も長くインドネシア語を勉強していたのにも関わらず、彼女の方が喋れました。当時彼女は習って3ヶ月でした。

 

 


何が違ったか。

 

 

 

それは、『失敗を恐れないこと。』

 

 


語彙は少ないかもしれませんが、彼女はいつもなんとかして話そうとしていました。

 


その姿を見て、私は何をしていたんだ、とハッとしました。


言語学習において、何度も試すことが大切だと気付かされました。

 

言語は使って初めて自分のものになるんだなと。

 

 

 

そして、1年半ぶりにインドネシアで再会。

 

 

 

 

変わっていなかったです。

 

 

 

 

いや、変わっていたのはお互いにインドネシア語力が上がっていたことでしょうか。

 

やっぱり彼女は凄かったです。失敗を恐れない姿勢、またまた感銘を受けました。

 

 

旅行中、嫌なことが何度かありました。

 

中国人、日本人ということで、差別というか。発音をバカにされたり、ぼったくりされたり、変な場所に連れていかれたり。

 

そんな時にでも、彼女は冗談を言いながら主張をしていました。

 

私は半ギレになりながら主張しちゃいました、ダメですね(^^;;

 


そんな時に、彼女に言われました。


「外国語を使うことはゲームだ。母語でも伝わらないことがあるんだから、外国語はもっと伝わらないことが多い。それでも伝わったら私たちの勝ち、っていうゲーム」だと。

 

 

彼女は外国語を使うことを楽しんでいるような気がしました。
この視点は大事だと思います。

 

 

最終日に、ビーチで夕日を見ながら語り合いました。4時間ぐらい喋ったと思います。
インドネシア語の話、インドネシアでの生活の話、お互いの言語、文化についての話、将来の話、また日中関係について。

 


話の中で興味深かったことは、文化の話です。インドネシアでの生活において、カルチャーショックを感じた、という内容がほとんど同じでした。例えば、時間の感覚。パーソナルスペース。SNSの使い方。etc。


私たちのイメージだと、国民性が日中でかなり違うと思っていましたが、世界的に見るとかなり近い国民性なのかもしれないね、と話しました。

(ただ、彼女と私の考え方が一致しただけかもしれませんが(^^;;

 

 

今回の旅は非常に有意義なものだったと思います。違う国同士で、かつ母語で話さない。不思議な時間でした。

 


そして、言語の可能性を感じました。言語は世界を広げてくれるような。

 

インドネシア語を勉強していなかったら、彼女にも出会っていなかったし、この旅もなかったわけですから。

 


言語に対するモチベーションがかなり上がりました。今年は中国語を勉強しようと思います。

 

また会える日まで。

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101日目 月1との付き合い方

新年早々、重い話になりますが。

 

 

 

実は、元日から貧血になりまして。

 

 

 

いやー、海外での月1は、

なんか症状が重い!インドネシア来てから、毎月辛い!!

 

ほんで、今回はめっちゃ辛い!いろんな意味で辛い(つらい)

 

インドネシアの話をすると「辛い」が「ツライ」なのか「からい」なのか、ややこしくなりません?(私だけでしょうか?)

 

 

 

というわけで、今回はこの話をします。インドネシアでの対処法についても。

 

 

関係ない方もいらっしゃると思いますが、この話はみなさんに知って欲しいので、よければ是非読んでください。

 

今回はとても長くなるので目次をつけます。

また、少し踏み込んだ話になりますので、ご了承ください。

 

 

<目次>

(1)インドネシア語で何という?(症状の言い方)

(2)鉄分補給について

(3)オススメのドリンク1

(4)オススメのドリンク2

(5)日本から持ってきた物と、インドネシアで手に入りにくい物について

(6)今回のエピソード

(7)インドネシアと月一に関して

(8)まとめ(時間がない方はここだけでも!)

 

 

(1)インドネシア語で何という?

月経は、「haid(ハイド)」や、「datang bulan(ダタン ブーラン)」と言うことが多いです。後者に関しては、ダタンが「来る」、ブーランが「月」、なので、なんとなくわかる気がします。

後は、英語を略してmens(メンス)と言うことも。日本でもたまに言う人いるのでは?

一つ覚えるなら『haid』がいいと思います。

 

また、インドネシア語での症状の言い方は、以下の通りです

  • 貧血→kurang darah (クーラン ダラー) kurang=不足する darah=血
  • めまい→pusing(プーシン)
  • 頭痛→sakit kepala(サキッ クパラ) sakit=病気である kepala=頭
  • 吐き気がする→mual(ムアール)
  • 吐く→muntah (ムンター)
  • 腹痛→sakit perut (サキッ プルッ) perut=腹
  • 熱がある→deman (ドゥマン)
  • 下痢→diare (ディアレ)
  • 便秘→sembelit (スンブリッ)
  • 眠たい(眠気)→mengantuk (ムガントゥッ) / gantuk(ガントゥッ)

 

(2)鉄分補給

鉄分補給ですが、残念ながらインドネシアでは野菜が少ないです😭補給が難しいですね。

 

私はよく、cap cai(チャプチャイ)を食べます。このブログでも何度か紹介していると思いますが、中華風野菜炒めです。

 

26日目 "日本語のせんせい"として - チョバチョバ - coba-coba indonesia

(↑最後に載っています)

31日目 万歳lucky - チョバチョバ - coba-coba indonesia

(↑写真はありませんが、私がいかにcap caiが好きかが載っています)

 

たくさんの野菜が使われてるメニューといえばcap caiかなぁと思います。

後はkangkung cah(カンクンチャー)。空芯菜の炒め物。にんにくや唐辛子などと一緒に炒めたもの。空芯菜は、ほうれん草と同じくらい栄養を含んでいるとのことです。ただ、食べすぎると尿結石が溜まるらしいのでほどほどに。

 

普段、よくこの2つを食べるんですけど。。。

今回、最悪なことに、

 

年末年始、

 

店が開いていません><

 

私の派遣地域は、ほぼ全部閉まっています。

 

12月24日からずーっと閉まっています。

 

開いていたのは、数件のミニマート。コンビニのようなところです。私は駆け込んで、こちらを買いました。

 

(3)オススメのドリンク1

 

KIRANTI

 

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みなさん、ご存知でしょうか?

これは、月1のためのドリンク。

痛みを和らげてくれます。

kunyitからできてきます。わかりますか?

日本語だとクニン。

つまり、ウコンのことです。

ウコンの力のようなドリンク。

この黄色のボトルは、オリジナルの味なので、ガツンとウコン味です。初めての人は飲みにくいかも、、、、。そういう方は、オレンジ味もありますので、そちらを飲んでみてください。(私は飲んだことないですが、、、😅)

本当は、やってくる3日前からやってきた3日後まで、つまり6日間飲むのがいいそうですが、私はいつも、後の3日しか飲んでいません。でも効果抜群。本当にオススメです。日本でも売って欲しい〜。150mlでRp.6.600(約¥50)です。

 

(4)オススメのドリンク2

そして、これは買いだめしているんですけど、

MILO

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Nestleが出しているミロです。

何がいいかって、やっぱり栄養面です。特に鉄分!

お湯で溶かすだけっていうのもいいですね。

そして、温かい飲み物を飲むことは大事なので、そちらも良き。

大袋も売っていますが、1回分ずつになっているこちらがオススメ。

値段は忘れてしまいましたが(すみません)、4つついて150円ぐらいだったような。とにかくそこまで高くはないので、インドネシアで滞在される際は、ぜひ購入してください。ついでにヤクルトも!

 

 

(5)日本から持ってきたものと、インドネシアで手に入りにくい物について

日本から持ってきたものは、薬です。

インドネシアでは、月1に対する薬がなかなかありません。あっても、キツすぎます。錠剤が半端なくでかいです。友達が、インドネシアの薬を飲みましたが、効きすぎて胃が荒れました。もしインドネシアの薬を使うなら、割って半分だけ飲むなどした方がいいかなぁ、、、と個人的には思います。

私は、ロキソニンを持っていきました。持っているだけで安心感もあります。薬などは飲み慣れているものがいいかなぁと思います。

 

また、上記の通り、栄養補給のものはなかなかありません。特に鉄分。

鉄分のサプリメントを持って来るのがいいかも。

私の場合は、KirantiやMILOを飲むだけでなく、マタニティ用のクッキーを食べています。派遣地域のレストランに行っても、油っこいものが多くて、ちょっと食べる気にならないというか。派遣先によっても大きく異なるとは思いますが、場所によってはこういうこともある、と覚えていただけると嬉しいです。

 

少し話が逸れますが、「体調が悪い」と現地の人に伝えると、だいたい食べ物をいただきます。それが、揚げ物とか、ご飯なんですよね。全員がそうとは限らないですが、がっつり食事パターンが多いです。「Ayo makan(さあ、食べなさい)」と言われます。中には、KFC(ケンタッキーフライドチキン)をくださった人もいます。(がちです)

 

体調が悪い時こそ、食べる文化、みたいですね。私にとってはその優しさがつらくて。。。

なので、私は、「〇〇が欲しい」と決めて言うようにしています。ツライ時こそ甘えていいと思います。逆にがっつり食事したら、私の場合は悪化してしまうので・・・。そのこともちゃんと話しました。我慢せずに、希望は伝えた方がいいと思います。

 

 

 

(6)今回のエピソード

元日の朝。教会で新年のお祈り中でした。めっっっっちゃ頭が痛くなりました。もしやきたかこれ・・・と思いました。

周りにいた人達が、全員男性だったので、皆さんに、「おいmaki~、新年から眠たいか〜?」といじられました。月1ってマジで眠くなります。

お昼になって、あ〜きた〜となりました。

皆さんで食事をしました。食欲はかなりありました。月1ってなんでも食べたくなるのは、私だけですか?

すると、また男性達から、「makiはお腹空いてたんか?」「顔白いぞ〜化粧張り切りすぎちゃうか〜」「もっと食べなさい〜」などといじられました。

正直、月1のせいもあり、イライラしていました。「新年から怒ってるの?」と聞かれる。インドネシアでは人前で怒ることは、タブーとされています。

本当にもどかしい元日でした。どうも自分の気持ちが伝わらない。二重の意味で。言語面。そして異性面。

 

言語は仕方ないですが、後者に関しては世界共通のような。もう少し知っていて欲しかったなぁというのが本音です。

 

Kirantiを買うときも、自分一人でこっそり買いました。というのも、以前買った時に、男性から、「あれなの?誰と結婚するの?」と聞かれ、ちょっと嫌な気分になったので。インドネシアではKirantiは有名です。もちろん冗談で話されているとは思いますが、やっぱりいい気分はしなかったですね。こっそり買いに行きましょう(笑)

 

このブログの読者に男性もいらっしゃると思いますが、このようなことを知っていただけると、女性は生きやすくなりますので、どうかよろしくお願いしますm(._.)m

 

さて、今回はどうやって耐えたかと言いますと、とにかく体を温めました。今日も外は暑いですが、お腹を冷やすのはよくありません。暖かい飲み物、または常温の水や、常温のポカリスエットを飲みました。

また、以前も書きましたが、インドネシアではブランケットや掛け布団を使わない傾向にあります。インドネシアに滞在される際には、早めに購入されることをオススメします。

 

ホテルなどを除いて、寮(コス)などでは、浴槽がないことが大半です。つまりシャワーのみ。浴槽に浸かってカラダを温めたいところですが、、、。私はバケツにお湯を入れて、足湯をすることがあります。ポカポカしてオススメです。ただ、お湯も出ないシャワーのことも多いみたいなので、ご注意を!鍋で沸かすのが一番かも。

 

 

(7)インドネシアと月1に関して

長くなりましたが、これでラストです。

 

インドネシアで滞在される際の注意点です。

 

まず、トイレに関して。

インドネシアでは、トイレットペーパーを使うより、水で洗うことの方が多いです。ゆえに、トイレットペーパーが設置されていない場所が多いです。常にティッシュを持参してください。

また、ウォシュレットではなく、ホースの場合が大半です。水にはご注意を。モールとかホテルのトイレだと大丈夫だと思いますが、街の中のトイレなどでは、敏感肌だとやられることもあります。

また、日本でもマナー上、そうだと思いますが、必ず包んで見えない形で捨ててください。不浄なものとされています。インドネシアだと、使用済みのものを洗ってから捨てる人もいます。それは宗教上の理由からです。(インドネシアで売られているナプキンに、「洗い可能」と書かれていることがあります。)

我々が洗う必要はないと思いますが、とにかく他人には見えないようにしましょう。

 

次にモスク、寺院に関して。

特に、イスラーム、そしてヒンドゥーに関してですが、masjid(モスク)や寺院に入られない場合があります。それは、血が不浄なものと考えるからです。場所によっては、ここなら入ってもいいと決まっている場合もあります。必ずチェックしてください。

特にバリ島に行かれる方が多いと思います。もし月1に当たってしまった場合、寺院に入るときは要注意です。観光客だからといって例外になることはありません。これは宗教上の決まりですので、よく覚えておいてください。

 

言わなかったらバレないじゃないか、そう考える方もいらっしゃるかと思いますが、ルールを破ると周りに不幸が訪れると考えられています。決して脅しではありません。せっかく旅行なのに・・・とは思うかもしれませんが、決まりですので守りましょう。

 

 

 (8)まとめ

  • 月1のことを、インドネシア語で、haidと言う。
  • 痛みがつらかったら、とにかくKirantiを飲もう。
  • お腹をあたためて。暖かい飲み物や常温の飲み物を飲もう。
  • モスクや寺院に行く際は、必ずルールをチェック。

 

環境が大きく異なり、症状が重くなる可能性があります。遠慮なく休みましょう。また、音楽を聴いたり、アロマを焚くなど、リラックスしましょう。身体の健康だけでなく、精神の健康も大切です。イライラしていると特にここの文化では人間関係が悪化してしまうので、会わないというのも手です。

 

100日目 明けましておめでとうございます

Selamat Tahun Baru

明けましておめでとうございます🎉

 

私は、インドネシア、北スラウェシのとある村で、新年を迎えました。

 

夜10時から、至る所で、花火と爆竹。

バイクがブンブン走ります。

 

カウントダウンが近づくにつれて増える花火。

そして年越しの際には、漆黒の空に無数の花火が咲きました。🎇

また、たくさんの天灯(スカイランタン)が上がりました。「日本とインドネシアの友好を願って飛ばしたよ」と村の方々。嬉しい話です。

残念ながら写真はありません。

というのも、感動して目に焼き付けましたので、撮るのを忘れました😅

動画はありますが、このブログには載せられないみたいです。本当にすみません🙇‍♀️

 

花火&爆竹祭りは2時ごろまで続きました。

今もなお、どこかで花火が上がっています。

 

インドネシアの年末年始はどんな感じかというと、、、

基本は家族、親戚で集まる期間です。

晦日、元日は、それぞれの宗教の礼拝所へ行きます。

年末年始だからといって特別な食べ物はありません。

お年玉もありません。

年賀状もありません。

特に北スラウェシでは、クリスマスにフォーカスが置かれているため、特別感はクリスマスのほうがあります。

まだクリスマスの飾りがあります。1月10日ぐらいまではあるみたいです。

 

 

日本語パートナーズの活動としては、本日で滞在100日目となりました。思ったより早かったです。残り86日。もう半分を過ぎました。残りの時間を大切に、できる限りのことはしていきたいと思います。

2019年もよろしくお願いします。

98日目 派遣地開拓の旅

以前も書いたかもしれませんが、、、

北スラウェシではキリスト教徒が多数を占めます。故に、クリスマスが1年で大切な日。12月はほとんどお休みになります。

日本語パートナーズとしての仕事がありません。

街の人は教会へ行ってお祈りし、クリスマスに向けて買い出しに行きます。

なので、現地の人と過ごすことが難しいです😰

 

12月は、正直、とても寂しい1ヶ月でした😭

日本語パートナーズの規約で、任地外にいける日数に制限があります。たとえ任地外に行ったとしても、ほかのNPはまだ授業があるし、、、ひとり旅になってしまう、、、、。

というわけで、この期間に、自分の派遣地周辺を探索しました。

 

 

 

コス(寮)から五分ほど歩けば、こんな景色。青空と森林のコントラストが大好きです。インドネシアでは珍しく(?)、空気が綺麗です。

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こちらは、パールビーチ。pantai paal
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日本の観光雑誌には載っていないのでは…?

というのも、かなり行きにくい!

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車必須!峠を越えて電波の届かないビーチ。

だからこそきれいです。

 

これもまたインドネシアとは思えない。

砂がサラサラでほんまにきれいです。ぜひ行ってほしい〜〜〜。

 

 

こちらはテテタナ。tetetana peak Kumelembuai
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ここも行きにくいです(笑)

天気がもっといいと、ブナケン島まではっきり見えるとのこと。この写真だとマナドぐらいまでしか見えない、、、。

 

リナウ湖。Danau Linauf:id:mknesia1819:20181230160744j:image

天気によって水の色が異なります。

ブルー、エメラルド、透明、などなど。

近くから硫黄の匂いがします。

 

 

こちらはブキットドア。Bukit Doa、、、、に行きたかったんですが、クリスマスイブに行ったため、クリスマス準備で閉まっていました、、、。なので少し低いところからの景色になります。
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このように自然の溢れる派遣地。

みなさんに知ってほしい気持ち半分、自分だけのものにしたい気持ち半分です、、、、😅

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87日目 マナドアドベンチャー (ブナケン、シラデン、ナイン)

先日、"Manado Adventure"というツアーに参加。

ブナケン海洋国立公園のうち三島を巡る1日ツアー。

朝ごはん、昼ごはんが付いています。

そして、写真撮影、ビデオ撮影、ドローン撮影から、編集までしてくださるツアーです。後日大量の写真とステキなビデオをいただきました。

全て込みで、Rp.180.000(≒¥1400)ぐらいでした。一応promo(プロモーション)の時期だったので、いつもより安いです。雨季で波が激しかったりと、12月はオフシーズンのようで。だからこそお安く行けました。

 

集合は朝7:30。

といいつつ、まぁインドネシアのお時間なので、実際出発したのは9:00ごろだったような、、、。

一つのボートに、予約した何組かで一緒に行くツアー。私たちを含んで7組ぐらいいた気がします。ジャワ島から来たり、スマトラ島から来たり。今回、外国人(インドネシア人以外)は我々だけでした。

ガイド付きです。たくさんのお兄さんたち。基本はインドネシア語でのガイドですが、質問すれば英語で答えていただけます。

 

siladen(シラデン島)

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快晴でございます☀️

海がとにかく綺麗!

 

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着くとすぐに、写真大会!

ブランコがあったり、ハンモックがあったり。

ゆったりとした時間を過ごします。

くつろいでいる姿もばっちり撮影されます👍

 

nain(ナイン島)

お昼にだけ現れる島です。

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ボートから、おじさん達が漕ぐボートに乗り換えて上陸。

ここでびしょびしょになります。

というのも、波が来る。そして、雨が降る。

残念ながら天候が悪くなりました😭

それはそれで楽しかったです( ̄▽ ̄)

 

Bunaken(ブナケン島)

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こちらはダイビングスポットとして人気のブナケン!ここに2時間ほど止まるので、シュノーケリングやダイビングができます。

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天候は悪かったのですが、海は綺麗で、たくさん魚が見られました。

自然の美しさに感動

していたのもつかの間。

急に波が荒くなりました

やはり天候のせい。

 

風が強く、波が荒れる荒れる。

 

ボートのロープに掴まって、必死に耐えました。一緒にツアーに参加していた方々と手を繋いで、励まし合いながら波に耐えました。

 

インドネシア人の女性の手を引っ張った時、何度も「Terima kasih Terima kasih (ありがとう、ありがとう」と言われました。その言葉がいまだに忘れられません。

 

ツアーのスタッフさんに連れられ、全員無事にボートに戻りました。

 

 

自然の美しさと怖さを感じました。

 

 

違うインドネシア人の女性が「good experience (いい経験だ)」とおっしゃっていて、こういう考え方いいなぁ、とほっこり。(^ω^≡^ω^)確かに二度とできないような経験かも。とにかく無事でよかったです。😅

 

マナドに戻ってきたのは18:00ごろ。

 

マナドに来たらこのツアーはおススメ!

 

 

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82日目 日本語パートナーズの1日

こんな記事は、本来であれば、日本語パートナーズのHPに寄稿するほうがいいのかもしれませんが、、、、字数制限、写真制限などあるので収まりきらない気がして。こちらに書きたいと思います。

 

ほとんどのNPはまだ学校があると思うのですが、スラウェシの学校は今日で今年は終わりのところが多いです。というのも、スラウェシ島キリスト教徒が多数の地域。hari natal(クリスマスの日)が大切とされています。明日から冬休みです。今日で前期終了!です。

 

では、私がNPとして活動する日のスケジュールについて少し書きたいと思います。あくまでNPとしての一例です。そして、スラウェシ島は他の地域と違うところが多いので、インドネシア派遣はこうだ!とは言い切れませんが、、、、こんな感じか〜と思っていただけると嬉しいです。

 

NPの1日

 

おはようございます☀

5:30に起きます。最初は起きられるのか?と思ったんですけど、慣れます。アザーンと呼ばれる、イスラム教の礼拝を知らせる合図(スピーカーから流れます)が町中に響き渡ります。だいたい4:30ぐらいでしょうか。でも私は気づかないです。最近気づきました。あ、近くにスピーカーあったんだって(笑)それぐらい爆睡でごさいます。でもきっちり5:30には起きていますよ!日本時間ですと6:30にあたります。(スラウェシ島UTC+8,JST−1)

 

マンディ(Mandi)🚿

お風呂です。と言ってもシャワーですが。インドネシアでは、マンディは1日2回。朝と夕方です。日本にいる時は夜の1回だけでしたが、こちらは暑いので、朝もマンディします。あとマンディすると目が覚めます。所謂朝シャン。

 

ティータイム☕️

暖かい紅茶やお茶を飲みます。インドネシアでは、暖かい飲み物を飲む傾向にあります。お腹を冷やすのは良くないからです。私の場合は心を落ち着かせるために飲んでいます。

 

出発

だいたい6:50です。スラウェシは遅いと思いますね。ジャワとかスマトラはもっと早いと思います。あと、コス(寮)から学校が近いというのも関係しているかもしれません。

学校へはミクロレット(アンコットと呼ばれるところもある)に乗ります。

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格好はこんな感じ。バティックを着ています。ちなみにバティックを着るのは木曜日。学校ごとに決まっています。インドネシアだと国立なら先生も曜日ごとに着る服が決まっています。

暑いので傘をさしながら。

青い車がミクロレットです。

 

 

朝の会議

先生方だけの会議です。校長先生からのありがたいお言葉をいただき、、、。だいたい10分ぐらい。外でやります。最後に必ず「Siap! Jalan!(用意!歩け!)」と言って、大きく一歩を踏み出すという、やる気を入れるための儀式(?)があります。この学校だけかな?

 

授業

もちろん、曜日によって時間割は変わるので、なんとも言えませんが。またCP(カウンターパート:現地の日本語の先生)の先生によっても授業が変わるので、それぞれの先生のやり方を楽しんでください!とにかく授業は楽しむことが大切かと思います(´∀`*)

1クラス90分~180分(3hぶっ通しの日もあります😅)

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板書することもあります。

この日は、漢字を教えてほしいとのことだったので、、、、。でも漢字を教えることはほとんどありません!笑

高校生なら、ひらがな読めたらすごいって感じです。

 

朝ごはん

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朝ごはんは、職員室で食べます。Kantin(カンティン:食堂)の時もあります。

これは、nasi kuning(ナシクニン)。ナシはご飯、クニンは黄色。ウコンで炊いているので、黄色くなっています。茶色のは、cakalang(チャカラン:カツオフレーク)。スラウェシは、よく鰹が取れます。

ほかに食べるものは、tinutuan(ティヌトゥアン:マナドのお粥)、mie cakalang(ミーチャカラン:カツオフレークヌードル)、gado-gado(ガドガド:ピーナッツソースのかかったサラダ)です。また機会があれば、食べ物についても紹介します。

 

 

打ち合わせ

CPの先生とは、打ち合わせをします。といっても忙しいので数分です。

今日やる単元についての予習、授業の流れ等の確認。先生と一緒に会話例文をする時は、一通り練習をすることもあります。

打ち合わせをすることが望ましいですが、なかなかNP活動でしている人は少ないようです。私が珍しいほうだそうです。

私の場合は、授業後、先生と一緒に職員室に帰る時に、振り返り、反省をします。お互いに感想を言い合います。スキマ時間に先生とのコミュニケーションを取るように努力しています。

 

 

職員室にて

職員室では、主に休憩。他の先生とお話することも。生徒が遊びに来ることもしばしば。教材を作ることもあります。いってもNPはアシスタントなので、授業の大筋を決めることはできません。アイデアをCPの先生に言ったりなどはありますが。基本はCPのやり方に沿って、できることをします。

 

学校終わり

日によって違いますが、一番遅い日は15:30です。

そこからまっすぐ家に帰る日もあるし、お昼ご飯を食べていなかったら、先生方とお昼ご飯を食べに行きます。

 

帰宅

帰宅したらまずMandi(マンディ)!もう暑いんです🥵

 

コーヒータイム

コーヒーを飲みます。紅茶の日もありますが。家で飲めば砂糖抜きが飲めるので。カフェだと砂糖抜きがないんですよね。店員さんに毎回言ってるんですけど、抜いてくれません😭笑

 

夕食

夕食は基本16:30~18:00にします。外食です。早いと思われるかもしれませんが、18:00を越えると真っ暗になるんです。街灯がないので、危ないんですよね。外食する時は18:00までには済ませるようにしています。bungkus(ブンクス:包む)と言って、家に持ち帰る時もあります。所謂"お持ち帰り"です。

どうしても18:00を超えてしまう時は、宅配サービスを使う時もあります。bungkusと同じですが、代わりに買ってきてくれるサービスです。携帯のアプリから行います。私の地域では、料理の値段+Rp7.000(¥55)で宅配してくれます。

 

自由時間

夕食後は自由時間。

NPの仕事がある時はそれ優先。授業のプリントを作ったり、準備したり、先生と連絡したり。

NPの仕事がない時は、掃除したり、洗濯したり。

それも終われば、友達と電話したり、youtube見たり、DVD見たり、日記書いたり、ブログ書いたり(今まさに)。とにかくインドネシア語から離れたことをします(笑)日本語を欲するんです。インドネシア語ずっと話しているとやっぱり疲れるんです。なので考えなくてもいいようなことをします。

 

就寝

基本21:30に寝ます。8時間寝ていることになりますね。疲れるんでこれぐらいは寝ます。ザ健康生活です(^○^)健康のためっていうのもあるんですけど、正直起きてても何もできないので😅私の地域は、夜は店が閉まってますし、ほんでもって日本は22:30になりますし。あと、21:30あたりから携帯の電波が悪くなります。圏外になります。じゃあ寝よう、そういうことです笑笑

 

 

いかがでしたでしょうか。

何度も申し上げますが、あくまでも一例でございます。

 

こういうこと書いて欲しい!知りたい!ということあれば、ぜひ教えてください(・∀・)

 

 

80日目 体調を崩しました

80日間で一番体調が悪くなりました。

 

厳密に言うと昨日がピークだったんですが。

 

 

こんなこと記事にしなくてもいいかもしれないですが、今回は書こうと思います。

というのも、今後の自分のためになるし、また、今後海外で生活される方、特に一人暮らしされる方、そして日本語パートナーズになる方へのヒントになると思うので。

 

 

結論から言いますと、治りました。ご安心ください。

 

 

日本にいる時もちょこちょこなる症状だったんですが、海外で、ましてや一人暮らしの環境でなったと言うことで、いつも以上に辛かったです。

おそらく精神的な不安も合間って。きつかったです。

 

症状は貧血です。そこに疲れとか食事の合う合わないなどが合間って、立ちくらみ、からの腹痛。からの胃腸炎、と言う感じです。あと微熱。ベッドから立ちあがれないけど、トイレには行きたい、という状態が一日続きました。

 

このように全部が一気にきたので、どう対処していいやら、と言うのが第一印象。

そして、次に思ったことは、

「誰を頼る?」

ということです。

日本と環境が違うので、欲しいものがすぐに手に入る環境ではありません。今後海外で体調を崩した時、これだけは覚えておいてください。

 

「バンバン頼る!」

 

迷惑かけたら嫌だなぁ、そんなに症状大きくないし、面倒臭いことなったら嫌だなぁ、色々思いました。でも、大事なのは自分の体なんです。一番迷惑なのは、「自分が体調を崩しているのに周りに言わないこと」だと思います。自分で解決できると過信しないで。弱いときこそ頼るのです。

 

 

日本語パートナーズに行かれる方のなかで、近くにNP(日本語パートナーズ)がいる可能性があります。その場合は、NPを頼るべきだと思います。やっぱり日本語が通じる、意見がある程度一致しているという点で、安心だと思います。症状も言いやすいですし。

 

 

そして、私のように近くにNPがいない場合。

大家さん、CPの先生、近所の仲良い人、片っ端から頼っていきましょう。インドネシア語しか通じない場合もあると思いますが、同じ人間。単語レベルでもOKです。とにかく言った方がいいです。

実際、私が連絡した順番は、「大家さん(女性)」→「CPの先生(女性)」→「CPの先生(男性)」・・・

だったのでしたが、

 

全員連絡がつきませんでした><

 

以前、精神的に辛い時があったんですけど、その時も連絡がつかず・・・。ん〜運がないです。いつもならすぐ連絡がつくんですけど、今回は・・・。人生は上手くいきませんなぁ。

 

最終的に、大家さんの息子さんに連絡しました。

症状の報告と、ポカリスウェットを買ってきて欲しい、と頼みました。

りんごも剥いてくれました。感謝。

 

そして、もう1人、伝えた人がいます。それはJapan Foundation(日本語パートナーズ事業を行なっている組織)所属の保健相談員の方です。今回の場合、とにかく1人で不安だったので症状から何をしたまで、全て連絡しました。すぐに返事をいただき、どうすべきかアドバイスをいただきました。何度か連絡もいただき、また和ませてくださいました。メールを送ったのですが、すぐにお電話をいただきました。1人の時は、日本語を聞くというだけでもかなり力になります。本当にありがとうございました。日本語パートナーズになる方は、ぜひ保健相談員の方も頼ってください。

 

 

では、どう治していったかについて。

まずは寝ることです。

これでもか!というぐらい寝ました。ベッドで横になるだけでもオッケー。休養は大切です。

まぁ、寝られない時もあります。その時は、ラジオを聞きましたyoutubeに上がっているラジオを聞いていました。映像だと目が疲れるので。聞き流す感じで。日本語が流れているだけでかなりの安心感がありました。あとラジオって面白いなぁ、と改めて感じました。ラジオハマりそう・・・笑

あとは、食べる!私の場合、食欲がありました。その場合は、食べた方がいいそうです。食べないと脱水症状になってしまいます。そちらの方が危険。消化の良いものを食べるとのことだったので、リンゴ、そしてパンを紅茶に浸して食べました。

飲み物は、ポカリスウェット(常温)。そして、暖かいお茶。梅昆布茶

ポカリスウェットはインドネシア全土に渡ってあります。安心のポカリ。何本かは常備しておくことをお勧めします。常温で!冷やすとお腹が冷えるので酷くなります。

そして、持ってきてよかったもの、梅昆布茶前回の記事に書き忘れましたが、梅昆布茶、最高です。なぜかというと、塩分が取れることです。脱水症状にならないためには、水分、糖分と塩分が必要です。水分、糖分は取りやすいのですが、インドネシアだとなかなか塩分が取りにくいです。梅昆布茶は、心も落ち着くし、塩分も取れる。これはオススメです。

前回の記事で、持って来る必要がなかった・・・と書いたのですが、ジャージ!あってよかった><

mknesia18-19.hatenablog.jp

 

というのも、急激に寒気がしたんです。長袖長ズボン、こんな暑い地域で着ることあるんか?と思っていましたが、あってよかった・・・。1セットはあるといいかもしれない・・・・(意見変えてすみませんm(__)m)

あと、こちらに来てすぐに買ったものでよかったのは、ブランケット。こちらのベッドにはかけ布団が付いてないことが多いです。暑い国ですからね。使わないんでしょうね。でも、私は掛け布団が欲しい派だったので、すぐにブランケットを買いました。あってよかったぁ。お腹を冷やすのが一番ダメなことですから。

最後に、今回、熱はありませんでしたが、体温計を持ってくることは大事かもしれないです。「熱がない」とわかるだけでも、精神的には楽になります。体温計は持っている方がいいと感じました。

 

今回、貧血になったのですが、貧血の際に食べたらいいものがなかなか手に入りません。レバーとか、野菜とか。逆に手に入る料理が油っこかったりします。鉄分のサプリメントとかあればよかったのかもしれません。もうちょっと楽になったかもなぁ・・・と思います。今回は、ご飯をしっかり食べるということで乗り切りましたが、

 

 

以上、まとめると。

 

もし海外で体調を崩したら・・・

・まず人を頼りましょう。自分の経験を過信しないで。

・寝ること。休んで。いろんな行事参加したい気持ちもわかりますが、休養が一番。

・体調を崩すということを想定して荷物を持っていくこと。(海外では案外手に入らない)

・日本語を聞く。メンタルケアとして大事。

 

 

おまけです。

CPの先生方から最終的に返信をいただいたのですが、なかなか症状が伝わりませんでした。「病院へ行こう」と何度も言われました。わかります。心配ですもん。でもここできっちり伝えるべきだと思いました。

「JFの先生と相談して、症状の経過をみて・・・云々」

NPの情報をCPと共有することは大事だと思います。こんなしんどい時になんでやねんっっとイラっとしてしまうかもしれませんが、言わなかった時の方が大変なことになります。特に周りにNPがいないなら、なおさら連絡した方がいい気がします。

あと、たくさん連絡がきました。大家さんも症状を見に来てくだり。もう寝させてくれ〜!というのが本音ではありましたが(笑)、皆さんの優しさに包まれているんだなぁと、人とのつながりを感じた1日でありました。